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October 17, 2006

500万! …‘全裸露出’ キム・ヘス 20年恨(ハン)を晴らす

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映画 ‘タチァ’が 16日全国観客 500万名を突破し、この映画のヒロインキム・ヘスがデビュー 20年で初めて ‘興行俳優’として名をあげた.

キム・ヘスのデビュー作は 1986年 16歳で出演した映画 ‘カムボ’. 以後キム・ヘスは ‘ドクターチン’ ‘ミスターコンドーム’‘五歳庵(オセアム)’‘新羅の月夜(風林高)’ ‘顔のない美女’ ‘ブンホングシン(the red shoes)’ などおよそ 20編に出演したが, これと言う興行作を作り上げることはできなかった.

もちろん 2001年作‘新羅の月夜’は全国観客 435万名を動員して興行は成功したが, この映画でキム・ヘスの比重はあまり大きくなかった. キム・ヘスは徹底的にチャ・スンウォンとイ・ソンジェの陰に隠れ、助演と見られた.

しかし ‘タチァ’の場合は 180度事情が違う. 36歳で全裸露出を敢行したキム・ヘスはこの映画でファムファタルの致命的な魅力を遺憾無く発揮した.

‘タチァ’の中彼女の露出シーンはよく書き込まれたストーリーと絶妙に絡み合い、映画の楽しさを倍増させるスパイスの役目を存分に果たした. 露出の程度に換算すると前々作 ‘顔のない美女’のほうがもっと破格的だったが、当時、彼女の変身は観客たちに徹底的に受け入れられなかった. 映画の生硬なイメージと貧弱なストーリーのため、彼女の全裸露出は単純な ‘目の保養’に過ぎなかったといわれた.

キム・ヘスは‘タチァ’でまるで水を得た魚のように ‘欲望に忠実な女’ チョンマダン役を消化し, 演技人生 20年で初めて ‘一番キム・ヘスらしい’と言う評価を得た. 自分を賭博世界に導いたペク・ギョンチャン(ぺク・ユンシク)を殺し、コニ(チョ・スンウ)を破滅へと追いこむ ‘悪役’演技を通じて彼女の ‘致命的な魅力’を遺憾無く見せてくれたのだ.

また‘タチァ’の 観客動員500万突破は 18才以上観覧可というハンディキャップの上で成し遂げた成果だからもっと意味深い. 今年全国観客 500万人を突破した映画は ‘王の男’‘怪物(グエムル)’‘闘士無一体’の 3編. しかしこれらの映画は 12歳または, 15歳以上観覧可映画なので ‘タチァ’と同等に比較するのは難しい.

‘タチァ’は 18歳以上観覧可映画で歴代興行 2位の ‘色即是空’(408万)を頭ひとつ追い越して、続く歴代興行 1位の‘友達’の 818万名に挑戦している. 封切り 20日で 500万人を突破した ‘タチァ’がロンクランの兆しを見せていて歴代 1位記録を塗り替えることも不可能ではないという映画界の予測だ.

一方キム・ヘス・チョ・スンウたち ‘タチァ’の主演俳優とツェ・ドンフン監督は週末 500万観客突破を記念するサプライズ舞台あいさつを計画中だ.

先週末になんと公開20日の速さで500万人突破しましたね!!

いかに韓国映画隆盛を極める昨今でも、これは本当に特筆すべき快挙です。

なんともうれしいニュースではありますが、ヘス氏のこれまでの作品が興行的に成功しなかったとこうもはっきり言い切られると、ファンとしては一言言いたくもなります。

90年代のロマンティックコメディー路線から、2000年に入った頃にTHREE,顔のない美女といったホラーサスペンスで暗い一面を見せるようになったヘス氏ですが、

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私はTHREEはオムニバスで、かつ短編であったことから、代表作とはもちろんいえないと思いますが、顔のない美女に関しては、一定以上の評価を持っています。

たしかに薄気味悪く、難解な作品だし、映像美ばかりが強調されてしまったため、そのファッショナブルな衣装やセットに目が行きがちです。彼女の演技そのものが注目されなかったのは、この日別の記事で見かけた記述、「いままでの韓国という国では性表現に対する一般的な成熟度が不足だった」という言葉に凝縮されているのかも知れません。しかし、映画界ではその演技を正当に評価されたからこそ、2005年の百想、大鐘賞2冠を達成していますし、続くブンホングシンでは顔のない美女とはそれこそ180度違うキャラクターで鬼気迫る演技を見せてくれました。

まだ未見のタチャが大当たりしてうれしいと思う半面、彼女に対する今さらの再評価なんていう報道は、ちょっと心外な気もする管理人なのでした。

(言いたい放題いってすみません・・・でもここですっきりしないとブログの意味がないですよねえ・・・ご理解下さい~^^;;)

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Comments

ちゅんさん、こんばんは~

はるちゃんさん、韓国に行かれるのですか!現地で見れるとは何とも羨ましいかぎりです。

ひろこさん、こちらでははじめまして!韓国どころか、近くにも旅行に行けない私の代わりに是非是非、見に行って下さい。

Posted by: 子連れ狼 | October 22, 2006 at 10:22 PM

ひろこさん、はじめまして!(なんつって・・笑)
ちょっと面白いサイト見つけましたので、うち帰ってからcyと身駆使意にあげときます~

Posted by: ちゅん | October 19, 2006 at 04:42 PM

そ・・・そんなにヒットしてるんだ・・・
韓国に住んでいながら見ないのはなんかダメダメな気がしてきた・・・。
これは是非見に行かなくては・・・。

Posted by: hiroko | October 19, 2006 at 08:17 AM

ミキョンさん、ご理解いただいてしかも暖かいお言葉ありがとうございます!私は彼女が大好きゆえにときどき批評めいたことも考えてしまいます・・が、精一杯応援してゆきたい気持ちだけは持ち続けていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします!

はるちゃんさん、早速韓国いらっしゃるんですね?
字幕なし、かなり大変だと思いますがどうぞ何度でも足を運んで楽しんでご覧になってください!^^
ソウルだけでも100以上の劇場でまだ公開しているので、チケットは問題なく買えると思いますよ!
帰国後は感想もぜひ!きかせてくださ~い!!

Posted by: ちゅん | October 18, 2006 at 09:32 PM

お久し振りです。
驚きました。500万人突破!!!
私、今週末に現地でタチャづけになりそうです。
でもチケット買えるのかしら?この入場者数で・・・
出来ればサプライズ舞台挨拶に出会えればこの上なく幸せ^^
良いシナリオに出会えて深い感性で自分を信じ撮り終えヘスssi
凄い実力と、改めて思いしらされました。
「顔のない女」が”・・・目の保養”とんでもない、あんな,難しい役に
よく取り組んだと、ジーンと来ていた私です。
今後オファーが沢山来て・・・又どんな映画を見せた頂けるか楽しくなりました。

Posted by: はるちゃん | October 18, 2006 at 06:14 PM

ほんとにほんとにちゅんさんのおっしゃるとおりです。記事を読み進むうち胸の奥でむかむかと感じていたこと、最後にちゅんさんがきっぱりまとめてくれてすっきりしました。すごくいい気分で~す!ありがとうございます。

Posted by: ミキョン | October 18, 2006 at 07:33 AM

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